今日は新事業活動促進法の「経営革新」承認についてご紹介します。
経営者の皆様は事業計画の必要性を感じていながらなかなか立てていらっしゃらないのが実情ではないでしょうか?理由は「時間がない」「立てるのがめんどくさい」「立ててもメリットが感じられない」等多岐にわたると思います。
確かに事業計画を立てるのは非常に面倒なことです。しかしながら、今考えていらっしゃる頭の中を整理するのには一番良い方法であると私は思います。そして一生懸命立てた事業計画書はいろいろ役に立ちます。たとえばその計画に対して国の承認を受けることにより、さまざまな支援策が用意されていたり、銀行への説明の資料となったり、社内への説明ツールとなったりします。今回は立てた事業計画を新事業活動促進法「経営革新」に承認された場合のメリットをお知らせします。
@経営革新補助金
各都道府県によって異なりますが、経営革新の承認企業のみが応募可能な対象補助金が用意されている場合があります。
A低利の融資
固定金利で政府系金融機関から低利の融資が得られます。(大体0.4-0.8%は優遇されます)
B投資
計画に対して第三者認証を受けることにより、中小企業投資育成株式会社等ベンチャーファンドからの信用度が上がります。
注意事項としては@−Bは経営革新の承認がもらえると必ず支援を約束するものではないことです。
つまり、計画の承認を得たからといって確実に補助金や融資がもらえるわけではなく、再度申請を行わなくてはいけません。
でも、計画の第三者認定がある方が無いほうより絶対によいと思われませんか?
まず、いろいろな支援を受けるための登竜門として挑戦してはいかがでしょうか?