2008年11月27日

運転資金は何に使うの?「資金繰り表を作成しましょう。A」

こんばんは、北陸の中小企業診断士西井克己です。
以前は、運転資金がいくらかかるのか把握するために資金繰り表作成の必要性について述べました。

今回は、具体的な資金繰り表の作成方法について説明します。

まず、資金繰り表には取引条件の洗い出しが必要です。

具体的には
@売り先の取引条件の洗い出し
 締め日、支払日、現金と手形の割合、手形の場合はサイトを記入
A買い先の取引条件の洗い出し
 締め日、支払日、現金と手形の割合、手形の場合はサイトを記入
B支払いで毎月固定で出て行く経費の洗い出し
 給与、社会保険、源泉徴収、労働保険料、地代家賃、電気料、保険料
C金融機関への支払いの洗い出し
 毎月の元金返済額、毎月の利子返済額、毎月の定期積金額
Dイレギュラーな支払いの洗い出し
 税金の支払い等イレギュラーな支払いがないか確認します。
を行ないます。

経理担当の方はほとんど頭に入っていることと思いますが、
まずこれを書き出して、経営者や営業責任者に把握してもらうこと
が大切です。
(経理の方が把握していることは多いのですが、
これを書き出して、経営者に説明できているところは少ないです。)

取引条件の洗い出しが終わったら、
@売り先に応じて今度どのくらいの売上が見込めるか?
Aその売上を確保するためにはどのくらいの仕入れが必要か?
を予想し、
取引条件に応じて、毎月の入金額と支払額を予想していきます。

大体、向こう3ヶ月は、確定した売上に基づいた入金と支払いを行なうために予想はつきやすいと思います。

なんとか、今後3ヶ月の売上見込みを作成し、6ヶ月の資金繰り表の作成に挑戦しましょう。

参考までに当社が使用している資金繰り表です。

資金繰り表.bmp

皆さん、苦しいときでも状況がわかると打てる手が見えてきます。
この期にこそ資金繰り表作成に挑戦しましょう。


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2008年11月15日

第4回FITネット商談会

おはようございます。北陸の中小企業診断士西井克己です。
さて、今週の11日に石川県産業展示館4号館で開かれました
FITネット商談会に参加いたしました。

第一回からすべて参加しているのですが、
今年は、ブース展示より商談強化を行なっていることが
鮮明となったような気がします。

ブースを訪問することも大切ですが、
30分の商談を1日何回もこなせる仕組みは
新規取引先獲得には非常に効率的であると思います。

景気後退が感じられる今日ですが、
この状況でも業績を伸ばしている会社はあります。
次世代の新規事業に対し、常にアンテナを張っていたいですね。

KC281041.JPG


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2008年11月06日

鳥越 新そば祭り

こんばんは、北陸の中小企業診断士西井克己です。
さて、今週の日曜日は久しぶりの休日で、鳥越の新そば祭りに
いってまいりました。

年々、来場者が増えているような気がします。
打ちたてのそばをいただけることもあり、そば好きの方が
来場されておられます。

今年は、もちつきの実演も行なわれておりました。
新そば祭り.JPG

また、おいしいそばが食べられるように
日々頑張りたいと思います。


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2008年11月04日

トヨタ財団 2008(平成20)年度 地域社会プログラム

おはようございます。北陸の中小企業診断士西井克己です。
今日は、「トヨタ財団 2008(平成20)年度 地域社会プログラム」
についてお知らせします。

応募対象事業
(A) 地域社会の活性化
* 地域産業の創出・振興、コミュニティ・ビジネスの展開
* 市街地・商店街、中山間地の活性化
* 中央と地方、都市と農山漁村の交流の促進
* 景観保全・形成、まちづくりの推進
* コミュニティの拠点形成を通じた地域資源の発掘・普及  ・・・等々

(B) 地域における共生
* 高齢者や障害者の方への福祉サービスの充実
* 外国籍住民の社会参加の促進
* 貧困削減・格差是正への自立支援
* 地域医療体制の再生・充実
* 食の安全を確保するための地産地消の推進  ・・・等々

(C) 地域を担う次世代の育成
* 子どもの成長と子育て支援
* 食育の推進・普及
* 環境教育の実践・展開
* 市民公益活動を支える人材の育成
* 文化遺産やアーカイブの保存・活用  ・・・等々

助成金内容
2008年度の助成金総額は、11,000万円
本プログラムは、助成プロジェクト1件当たりの助成金額として、
」年間100万円〜300万円程度を想定しています。

プロジェクト期間
プロジェクト実施期間は、2009年4月1日から2010年3月31日までの
1年間、または2009年4月1日から2011年3月31日までの2年間とします。

応募期間
2008年10月8日(水)〜2008年11月17日(月) ※ 当日消印有効

備考
■助成重点区「中国・北陸・甲信」
中国地方(岡山県・広島県・鳥取県・島根県・山口県)、北陸地方(富山県・石川県・福井県)、甲信地方(山梨県・長野県)を対象地域とするプロジェクトの応募を奨励します。これらの地域におけるプロジェクトを支援するために、総額2,200万円以上の助成金を割り当てる予定です。

■助成重点課題「離島助成」
地域社会の疲弊・衰退が、より深刻に現れている「離島」(北海道・本州・四国・九州以外の島)を対象として地域づくりへの喫緊の課題に取り組むプロジェクトの応募を奨励します。「離島」におけるプロジェクトを支援するために、総額1,800万円以上の助成金を割り当てる予定です。

情報元
財団法人トヨタ財団 地域社会プログラム



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