よく、実抜計画という言葉が使われます。
これは、実行可能性の高い抜本的な計画という意味です。
それでは実現可能性の高いとは
1 計画の実現に必要な関係者の同意が得られている
2 当該計画を超える追加支援が必要とは見込まれない
3 計画における売上高、費用、利益の予想等の想定が十分に厳しいものとなっている
です。
抜本的とは(中小企業の場合)
4概ね5年以内(5-10年)で正常先(自己資本がプラスで、債務償還年数が10年以内)となること
です。
まずは、この4点を満たす必要があります。
ただし、計画はあくまで将来を予測したものです。
計画は必ず決算で実績との差異を確認されます。
どの程度まで差異が認められるかという点については、
売上・当期利益計画が計画比概ね8割以上確保する必要があります。
すなわち、経営改善計画は、
1−4を満たし、実績は、計画比で概ね8割以上を確保できる計画であるといえると思います。
この基準を念頭に置きながら計画を作っていく必要があると思います。
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